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今年上半期において、中国における発明特許出願の受理案件は前年同期比で20.9%増


近日、中国国家知識産権局によると、今年上半期において、受理された三種類の特許出願案件は112万4000件に達し、前年同期比で20.5%が増加したことが分かる。そのうち、発明特許出願の受理案件は42万4000件に達し、前年同期比で20.9%増であり、受理案件総件数の37.7%を占めている。実用新案出願と意匠出願の受理案件はそれぞれ47万1000件、22万9000件で、前年同期比で28.5%増と6.4%増であることが明らかになった。

そして、今年上半期において、受理された発明特許出願のうち、国内からの出願は36万1000件に達し、前年同期比で24.6%が増え、総件数の85.1%を占めている。外国からの出願は6万3000万件で、前年同期比で3.6%が増え、総件数の14.9%を占めている。それに、国内からの発明特許のうち、職務発明出願と非職務発明出願はそれぞれ総件数の80.6%の29万1000件、19.4%の7万件であることが分かる。

それに、登録された三種類の特許出願案件は74万9000件であり、前年同期比で26.4%が増加した。そのうち、発明特許、実用新案特許、意匠特許の登録案件はそれぞれ16万1000件、37万6000件、21万2000件であり、前年同期比で49.2%、17.3%、29.3%が増えた。また、登録された発明特許出願のうち、国内の登録案件は11万7000件であり、前年同期比で52.7%が増え、総件数の72.7%を占めている。外国からの登録案件は4万4000件であり、前年同期比で40.7%が増え、総件数の27.3%を占めている。登録された国内からの発明特許出願のうち、職務発明出願の登録件数は10万6000件で、90.6%を占めているのに対して、非職務発明出願の登録件数は1万1000件で、9.4%を占めている。

中国国家知識産権局の関係者によると、今年上半期において中国の特許出願と特許権の登録状況は以下三つの特徴がある。

①特許出願の受理案件は前年同期比で増加率が高いこと。そのうち、発明特許の増加率は前年同期比で10.1%が増え、実用新案出願の増加率が三種類のトップになった。

②三種類の特許出願の登録案件が高い増加率を実現することができたこと。発明特許出願の登録案件の増加率が一番高い。

③職務発明特許出願が安定に増えていること。国内の発明特許出願の受理案件のうち、職務発明案件は依然として8割以上を占め、国内の発明特許出願の登録案件の内、職務発明特許出願は9割ぐらいを占めている。

時間:2015年07月22日   情報ソース:中国国家知識産権局


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©2008-2025 By Linda Liu & Partners, All Rights Reserved.
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