この度、弊所が担当した中国発明特許の無効審決取消事件は、二審で勝訴を受け、実施可能要件違反の無効理由が中国最高裁に認められ...
近日、当所が代理したある発明特許に係る無効審判審決取消訴訟は一審で、明細書の開示不十分を理由として対象特許の全部無効に成功...
林達劉事務所、AIPPIと「ゴールデン・ハーバー」で再会!


 
 

2025年9月13日から16日にかけて、国際知的財産保護協会(AIPPI)世界総会が日本の港町・横浜にて盛大に開催された。知的財産分野における世界最高峰のイベントとして、今回の会議には、120カ国を超える国々から専門家、学者、法律実務家、そして企業代表が一堂に会した。

林達劉事務所は、機械、電気電子、化学・バイオ分野を専門とする特許弁理士および商標弁理士6名からなる精鋭チームを横浜へ派遣した。今回の横浜出張は、学術交流の旅であると同時に、世界各国の提携パートナーとの関係を深め、コミュニケーションを豊かに育む貴重な機会となった。

会期中、林達劉事務所は、AI関連特許の保護、グリーン産業やバイオ医薬技術、国際的なブランド保護など、知的財産のホットトピックスをめぐって、各国の業界関係者と対面で深い議論を交わした。また、実務経験と具体的な事例分析を交え、中国特許審査の最新動向や知的財産権行使の重要な戦略について、クライアントとの意見交換も行った。ある有名企業の知財責任者は、「林達劉事務所は常に当社の技術保護ニーズを的確に理解してくれます。こういう暗黙の了解は長年にわたる協力の積む重ねから生まれたものです」と語っていた。

各国の業界同士との交流を通じて、林達劉事務所のAIPPIチームは知財業界における2つの大きなトレンドに気づいた。第一に、アジア企業は特許ポートフォリオにおいて、従来の「量」よりも「質」を一層重視するようになっていること、第二に、中小企業による越境的な知財サービスへの需要が急速に拡大していることである。こうした変化に対応するためには、サービスモジュールの最適化を進め、「技術+法律」の両面における感度を保ち続けることが不可欠である。これは今回のAIPPI大会テーマ「知的財産がけん引するグローバルなイノベーションと持続可能な発展」とも軌を一にしている。

4日間の大会は短いながらも充実していた。閉会時に、私たちは北京に戻ってからさらに深い協力関係を築くことをクライアントと約束し、来年ドイツ・ハンブルクで開催されるAIPPI大会での再会も誓い合った。こうした交流は、林達劉事務所が「グローバルに信頼される」チームであることを改めて示すものであり、また知財業界が「切磋琢磨の中で互いに学び合い、協力の中でウィンウィンする」という独自の魅力を物語っている。

横浜の海風はイノベーションの息吹を運び、林達劉事務所がAIPPI総会で得たものは、最先端の業界インサイトだけでなく、世界各国の提携パートナーと肩を並べて歩む自信でもあった。知的財産には国境があっても、知恵の火種を守る使命に国境はない。私たちの使命は、あらゆる知恵の成果が母国と世界の間で最も安全な居場所を見つけられるよう支えることである。
 


ホットリンク:北京魏啓学法律事務所
©2008-2025 By Linda Liu & Partners, All Rights Reserved.
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